【Windows Server】Cドライブの容量はどのくらい?

Windows Server
スポンサーリンク

Windows Serverを構築するにあたり、Cドライブ(OSのインストールドライブ)の容量をどのくらい割り当てるべきか迷いませんか?少なすぎてパンクしたらシステムが止まってしまうし、かといって多すぎるともったいない。既存システムの使用量が分かるならそれを基準にすればよいですが、新規で運用するシステムの場合それが分からない。

私の経験ですが、このくらいにしておけばよいだろうというものをご紹介します。システムは様々ですので、どれにも当てはまるわけではないでしょうが、多少は参考になるのではないかと思います。

設計方針の例

Cドライブの容量

私の場合、基本的に次のように設計しています。

搭載メモリCドライブの容量
~16GB未満80GB
16~32GB未満100GB

例外として、インストールアプリケーションによって例えば「インストールドライブ(C:)にログが吐き出されるので、その分を確保せよ」という要件があれば、その分を加えています。例えば、Oracle Databaseをインストールするサーバーでは、DB担当者から「インストールドライブにログが溜まるので50GB分くらい追加して欲しい」と言われて追加することもあります(そのログは別ドライブを指定できるようにも思いますが、専門外なので了承しておきました)。

なお「32GB以上はどうなんだ?」という場合は、以降の解説を参照ください。

前提環境

  • CドライブにはOSおよびアプリケーションをインストールする
  • データベースやファイルサーバーのデータ領域は、別ドライブに格納
  • Windows Server 2008~2019 Standard、GUI使用、デフォルト設定ベース
  • 追加するサーバーの役割(IISやADドメインコントローラーなど)は1~5種類程度
  • インストールするアプリケーション(バックアップ用ソフトやUPS電源連動ソフトなど)は1~5種類程度
  • トラブル調査のために「完全メモリダンプ」の設定にしておく

解説

搭載メモリ量を考慮する理由

システムの本番サーバーでは、トラブルが起きた場合にメーカーにメモリダンプを解析してもらうケースがたまにあります。そのメモリダンプは、基本的にOSインストールドライブに自動で吐き出されます(*1)。詳しい解説は省きますが、この時「搭載メモリ容量×2」の領域を確保しておく必要があります。

*1…「システムのプロパティ」>「詳細設定」>「起動と回復」で、デバッグ情報欄を「完全メモリダンプ」に設定しておくと、突然のトラブル時でもメモリダンプを採取できます。

OSとアプリケーション分で必要な容量

Windows Server (2008~2019)では、OSとパッチ(Windows Update)で35GB、一般的なアプリケーション領域で、5GB程度必要と言われているようです。これはハードウェアベンダー公開資料から得た情報ですが、これまでの実運用でもそのくらいで足りています。

つまり・・・

前述の通り、メモリダンプ分「搭載メモリ容量×2」+OSとアプリケーション分「40GB」は最低限必要です。あとは構築・保守作業時の領域などのバッファで上の表くらいを目安としています。なお、メモリ8GB程度なら、60GB程度でも良いケースもあります。

補足(根底の考え)

サーバー仮想化環境の場合、物理サーバー構成に比べて、容量設計はかなり柔軟になります。空き容量が不足してきたら、運用中に割り当て容量をオンラインで追加できます。また、仮想ハードディスクがシンプロビジョニング形式(Hyper-Vの場合「容量可変」)なら、未使用の領域は実質的に消費しません。

現在はそのような環境が主流だと思いますので、あまりシビアに考えなくてもいいと思っています。上の目安は「放っておいても、枯渇しない程度は割り当てておくが、計算外に足りなくなったら追加割り当てする」という考えが根底にあります。もし物理サーバー構成で、枯渇も無駄も許されない場合はもっと真剣に検討する必要があるでしょう。

フィードバック

コメント

タイトルとURLをコピーしました