2022年にリリースされたWindows Server 2022ですが、そういえばIE(Internet Explorer)の扱いはどうなっているのだろう、時期的にもう搭載されていないのだろうか?と気になった方向けに。Windows Server 2022では、IE・Edgeの両方が標準でインストールされています。
2022でもIEは標準搭載
以前のWindows Server 2019以下と同様に、2022でもIEは標準でインストールされています。
下はバージョン情報を確認した画面です。OSの情報は新しくなっていますが、IE自体はこれまでのものと違いはなさそうです。
Edgeも標準搭載
前のバージョンのWindows Server 2019ではEdgeは非搭載でしたが、2022では標準でインストールされています。そして既定のブラウザーもEdgeになっています。
下の画面は、「IEモード」の設定画面。Windows 10などと同様に「IEモード」も使えるようです。
IEのサポート期限は?
Windows 10(半期チャネル)の場合、2022年6月15日にIEのサポートが終了する予定です(アプリも起動しなくなるとのこと)。しかしWindows Server 2022の場合、OSサポート期限までIEのサポートが継続されます。つまり2031年10月14日まで継続使用可能ということになります。(あくまで2021年9月時点の情報であり、今後変更されるかもしれませんが)
これについては、以下のMicrosoft Webページに記載されています。
2022年6月以降のIEサポートについては、Windows Server 2019以下や、Windows 10 LTSCなども同様で、それぞれのOSサポート期限まで継続されます。(とはいえ、世の中として2022年6月でIE終了の流れになりそうにも思いますが)
おわりに
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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