「Windows Server 2004」…そんなOSあったの?

Windows Server
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「Windows Server 2004」という表記を見たことがありませんか。Windows Server 2003や2008は過去にリリースされていますが、2004なんてあったかな?Windows Serverを少し知る人だと、そう思うかもしれません。あまり役に立たない閑話休題ですが、「Windows Server SAC」についても触れながら解説していきます。

そういう意味ではないけど、あります

正確には「Windows Server バージョン 2004」(半期チャネル)です。この2004は、西暦2004年ではなく「’20年04月」からきています。実はWindows Serverは、次のようにバージョンが二分されています。

  • 長期サポートのバージョン(LTSC)
    • Windows Server 2022
    • Windows Server 2019
    • Windows Server 2016
    • Windows Server 2012 / 2012R2
    • など
  • 半期チャネルのバージョン(SAC)
    • Windows Server バージョン 20H2
    • Windows Server バージョン 2004
    • Windows Server バージョン 1909
    • など

もう大体お分かりかも知れませんが、そういうことです。Windows 10では、半年おきに機能アップデートとして「1909」、「2004」、「20H2」…というバージョンがリリースされますが、これと同じようなものです。

ただWindows Serverの場合、広く使われている2019や2016など(長期サポートのバージョン)には、このような機能アップデートは提供されません(セキュリティや不具合の更新はあり)。半期チャネルのバージョンが別に用意されており、こちらにだけ「2004」や「20H2」などが適用されます。「Windows Server SAC」と呼ばれたりします。

Windows Server SAC

このWindows Server SACですが、それぞれの半期チャネルバージョンが、リリース後18ヶ月しかサポートされません。それゆえに、次々に新しいバージョンへアップデートしていく必要があります。そして、GUI(デスクトップエクスペリエンス)が使えず、「Server Core」というコマンドベースの環境しか使えません

こう聞くと、「どこで使うのだろう?」という疑問が湧いてきませんか。これについては、@ITの記事が参考になります(全文読むには無料の会員登録が必要です)。著者はWindows Serverに精通するテクニカルライターの山市 良さんで、「利用しているユーザーは皆無に近いのでは」と指摘されています。

そして、その指摘通りと言いますか、このWindows Server SAC、もう廃止されるそうです。20H2が最後になるとのこと。前出の山市 良さんのブログで触れられています

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