VMware Workstation PlayerでTPMを有効化する

仮想化基盤
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Windows 11へのアップグレードやBitLocker ドライブ暗号化など、TPM(セキュリティ用のチップ)が必要になるケースは増えているのではないでしょうか。VMware Workstation Player上の仮想マシンではTPMが無いため、不都合が生じるケースがあるのですが、これを解消する方法を紹介します。

課題

無償版のVMware Workstation Player上の仮想マシンで、Windows 11 アップグレードの可否を確認したところ、TPMが無いために要件を満たさないとの判定になりました。

有償版のVMware Workstation ProやESXi、Hyper-Vなどであれば、仮想マシンの管理画面で仮想的なTPMを追加する方法があるようなのですが、無償版のVMware Workstation Playerでは画面にそのような項目がありません

対処方法

無償版のVMware Workstation Playerでも、2021年10月頃リリースされたバージョン 16.2.0 以上であれば、仮想的なTPMを追加することが可能です。以下に、操作方法を順を追って紹介します。

なお、この手順は、無償版の VMware Workstation Playerにおける方法です。有償版のVMware Workstation Proの場合は、別の方法が適切でしょう。

ソフトウェアアップデート

まずはお使いのVMware Workstation Player のバージョンを確認します。メニューの[Player]>[ヘルプ]>[ VMware Workstation x Player のバージョン情報]の画面に表示されたバージョンが「16.2.0」未満の場合はアップデートが必要です。下の画面の例では、16.2.0 なのでアップデートは不要です。

ソフトウェアアップデートするには、メニューの[Player]>[ヘルプ]>[ソフトウェア アップデート]から行えます。

vmxファイルの編集

ソフトウェアのバージョンが16.2.0 以上であれば、次に該当の仮想マシンのvmxファイルを編集します。少しややこしく聞こえるかもしれませんが、テキストエディタで1行追加するだけです。

まずは、対象の仮想マシンをシャットダウンし、VMware Workstation Player で「パワーオフ」の状態にしておきます。

次に、仮想マシンのvmxファイルをテキストエディタで開いて編集します。vmxファイルは、仮想マシンを新規作成する際に「場所」として指定したフォルダにあります(仮想ハードディスク(.vmdk)のファイルがあるフォルダと同一であるケースが多いです)。

このvmxファイルに、次の1行を追加して保存します。上書き保存する前に、編集前のファイルをバックアップしておくと安心です。追加する場所は最終行でOKのようです(後で適切な位置に自動配置されます)。

managedvm.autoAddVTPM = "software"

環境によって異なりますが、下の赤枠部分のようなイメージです。

確認

vmxファイルを編集したら、該当仮想マシンを通常通りパワーオンします。

確認のために、スタートボタンを右クリックし「デバイスマネージャー」を起動します。下の画面のように、[セキュリティデバイス]>[トラステッド プラットフォーム モジュール 2.0]が追加されていれば成功です。

ちなみに、Windows 11へのアップグレード可否を再度確認したところ、TPMが検出されてチェック結果OKになっていました。

余談ですが、VMware Workstation Playerのバージョンが、16.2.0 未満のバージョン(16.1.2)の状態で、vmxファイルに前述の行を追加してみましたが、TPMは追加されませんでした。

おわりに

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もとだて

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