Windows 適用パッチ確認 「systeminfo」がダメな理由

Windows全般
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小ネタですが、Windowsの適用パッチ(KB~)の一覧を確認する際「systeminfo」コマンドを使っていませんか?かなり昔から使えるコマンドなのですが、欠点があります。代わりに「Get-Hotfix」を使いましょう、という話です。

適用済パッチ(Hotfix)を確認するには?

スタートメニューから「Windows PowerShell」を起動し、プロンプトに「Get-Hotfix」を入力しEnterキーを押すと、一覧が表示されます。

「systeminfo」だと表示が途切れる

コマンドプロンプトで「systeminfo」を実行すると、同様にホットフィックス一覧が表示されます(他にもシステム起動時間など、様々な情報が出ます)。

しかしこれ、欠陥があるのです。ホットフィックス数が多い場合、途中で表示が途切れます。上の画面では数件なので問題ないですが、200件以上などと多い場合、途中までしか表示されません。しかも途切れていることが分かりにくいので、表示されていないホットフィックスは無いものと誤認してしまいます。そしてこの欠陥は以前のバージョンから存在しており、改善されないようです。

Window 10/Windows Server 2016以降であれば、ホットフィックス数はそう多くならないと思いますが、長く使っているWindows 8/Windows Server 2012系などは、ホットフィックス数が多くなりがちです。いずれにしても、Get-Hotfixを使ったほうが無難でしょう。

おわりに

今回の記事は以上です。

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もとだて

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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