省スペース型のスリムタワー型サーバーは、サーバーラックが設置できない場所にも置けて便利です。しかし、UPSなどの周辺機器やケーブルが乱雑になりがちです。これを解消するアイテムがありますので、紹介していきます。
専用のPCワゴンを使うと便利
以前、別の記事で省スペースなスリムタワー型サーバーについて紹介しました。これを設置する際に、下のようなPCワゴンを使うと便利です。
上の商品は、富士通コワーコ社が販売する、同社のコンパクトサーバー向けのPCワゴンです。写真のように、サーバー本体とUPS(Smart-UPS C500J)を一緒に収納することができます。別の段には、キーボードやNAS、ネットワークハブなどを置くなどして、キャスターで簡単に移動できます。
OAラックに設置する場合などは良いのですが、そういったものが無い場所だと、床に直置きになりがちです。いったん床に置くと、UPSのケーブルなどでゴチャゴチャになり、少し移動するのも一苦労。そしてホコリまみれに…。これを解消する便利なワゴンです。
この商品は「TX120 S2向け」とあり、これはすでに販売終了した旧モデルですが、後継モデルの「TX1320」シリーズ(ほぼ同サイズ)に使うことも出来そうです。
別メーカーの汎用品も
ただ上の商品、品質は良さそうですが、標準価格が32,500円(税別)と値が張ります。これと同じような製品が、サンワサプライからも販売されています。
こちらは標準価格15,800円(税別)と、富士通製のものの半額程度、実勢価格は1万円前後のようです。なおUPSは重量があるため、この製品に収納する場合は耐荷重(CPU収納部:20kg)に注意したほうが良いでしょう。
ちなみに、もう少し価格が安いものだと、下のようなタイプもあります。
こちらは標準価格6,300円(税別)、実勢価格は5千円前後のようです。TX1320本体と、同サイズのUPSをまとめて、これに設置することも可能です。その場合、サーバーとUPSは耐震ベルトで巻き付けて固定すると良さそうです。
おわりに
今回の記事は以上です。
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