40コアCPU搭載可!富士通サーバー機 RX2540 M6 登場

サーバーハードウェア
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2021年5月頃にモデルチェンジした富士通のサーバー機「PRIMERGY RX2540 M6」は、1CPUあたり最大40コアを搭載できるようになりました。この記事では、製品紹介もそうですが、コア数が増えることのメリットや、どのCPUを選びたいかなどに触れていきます。

モデルチェンジで28コアから40コアCPUへ

富士通製のラックマウントサーバー「PRIMERGY」の新モデル「RX2540 M6」が、2021年5月頃から発売開始していたようです。

メーカー製品ページ FUJITSU Server PRIMERGY RX2540 M6

前モデル「RX2540 M5」の後継機になりますが、特筆すべきはCPUのコア数でしょう。前モデルでは、1CPUあたり28コアが最大でしたが、このモデルでは1CPUあたり40コアと大きく増えています。なお、CPUは2基まで搭載可能なので、40コア×2CPUの場合は合計80コアになりますね。

ちなみに「RX2540 M6」は2Uのモデルで、1Uのモデル「RX2530 M6」も同様に登場しています。

40コアは多すぎる? いやいや…

サーバーインフラに馴染みが薄い方からすると「そんなにコアがあって何に使うの?」と思うかもしれません。しかし、システムのハードウェア構成を設計・提案する立場では、コア数が増えるのは嬉しいことです。

最近はオンプレミスであっても、複数のサーバーを仮想化集約するケースが多いですが、このとき必要なCPUコア数はどうしても多くなります。これを、出来るだけ少ないハードウェア台数に収めた方が、費用が抑えられます(CPU1コア当たりの価格も下がっていますので)。例えば「1CPUあたり28コアの前モデルではサーバー機が2台必要だったが、今回1CPUあたり40コアになったおかげで1台で済む」となると、費用低減になるわけです。

サーバー機本体や保守費用だけでなく、ソフトウェアのライセンス費用も削減になる可能性もあります。例えば、VMware vSphereやvSANは、搭載CPUの個数毎に課金されるため(今のところは)CPU数が少ないほうが有利になるわけです。そのほか、データベースソフトのライセンスも搭載CPU個数に比例するものがありますので、それも低減できる可能性があります。

コスパがいいのは36コア?

RX2540 M6に搭載できるCPUは、8~40コアと多数あります。メーカー製品ページの「適用CPU」リンクから、価格を含めて確認できます。このページから、24~40コアかつ定格周波数が2.1GHz前後のものをいくつかピックアップして転記したものが下の表です(2021年9月時点)。

CPU 品名コア数定格周波数標準価格(税抜)
Xeon Gold 5318S24コア2.1GHz48.0万円
Xeon Gold 6330N28コア2.2GHz59.8万円
Xeon Gold 633832コア2.0GHz77.0万円
Xeon Platinum 8352V36コア2.1GHz108.2万円
Xeon Platinum 838040コア2.3GHz237.6万円

こうしてみると、40コアCPUは、相対的に割高に感じます。これを選定するよりは、4コア減るけど半額以下で済む36コアを選びたくなりませんか?なお、定格周波数が2.1GHzと言っても、ターボ・ブースト利用時は最大周波数が3.5GHzまで引き上げ可能です。

オンライン見積サイトで価格をシミュレーション

ちなみに富士通のWebサイトで、CPUやメモリをカスタマイズしてオンライン見積できるページがあります。下にリンクを貼っておきます。ここで詳細なハードウェア構成と価格をチェックできます。

※ただし、2021年9月12日時点では、RX2540 M6はまだ選択できず、前のモデル(RX2540 M5)までとなっています。

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