Windows Serverのライセンス認証では、ときどき「エラーメッセージが表示されるが、ライセンス認証は成功している」という現象が起こることがあるようです。しかし、私の経験上は、無視しても問題ないようです。以下に詳しく説明していきます。
ライセンス認証でエラーが
Windows Server 2016や2019などの構築時に、ライセンス認証を行うケースがあると思います。下の画面で、購入したライセンスのプロダクトキーを入力して認証開始します。
しばらく待った後、ここでエラーメッセージが表示されることがあります。エラーの画面を残しておらず紹介できませんが(すみません)、「このプロダクトキーではwindowsのライセンス認証を行うことができません」とか、ライセンスサーバーに接続できないとか、いくつかのパターンを経験しています。
1つのプロダクトキーを使って3台のサーバーでライセンス認証する場合でも、2台だけこのエラーが起きるなんてこともあります(ちゃんと台数分のライセンスは購入していますよ)。
だけど認証成功している
問題はその後です。前の画面に戻ると、下のように「ライセンス認証されています」と表示されています。つまりライセンス認証が成功しているということです。さっきのエラーは何だったんだろう?
ちなみに、念のためOSを再起動してから、再度上の画面を表示してみても同じで、やはりライセンス認証されているようです。
このまま使っていいの?
どうやらこのまま使って問題ないようです。私は過去にこの現象に遭遇して、そのまま3年以上運用している本番サーバーが5台以上はありますが、いずれもライセンス関係の問題は起きていません。
なので、上で紹介した現象は無視して良いものだと認識しています。不具合でしょうかね?
おわりに
今回の記事は以上です。不備やご意見等ありましたら、下のコメント欄やtwitterからお願いします。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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